《ブラジル》ミック・ジャガーの息子が25歳に=母親ルシアナが思いを語る
ブラジル人モデルで有名司会者ルシアナ・ジメネス(54歳)と世界的ロックスターのミック・ジャガー(80歳)の息子であるルーカス・ジャガーが18日、25歳の誕生日を迎えた。16日の米国ニューヨーク大学文芸学部卒業式には、両親が共に参加した様子がSNS上に投稿されて話題となっていると、20日付オ・グローボなどが報じた。 ルシアナは息子の誕生日を祝いながらも、「ルーカスは汚い言葉遣いをしない、とっても良い子だったの。でも大人になるにつれて、だんだんと口が悪くなったわね」と冗談めかして書き込み、息子の最近の変化について思いを綴った。 ロック界きってのプレイボーイとして知られるミック・ジャガーとルシアナの出会いは1998年、ローリング・ストーンズがツアーでブラジルを訪れた時だった。当時28歳のルシアナは、ブラジル人ジャーナリストのグロリア・マリアによって、当時54歳で内縁の妻と子供を持っていたミックを紹介され、不倫に発展。その関係は1年以上続き、やがてルシアナの妊娠が発覚した。 ミックはルーカスの父親として認知し、息子が18歳になるまで、月額1万7500ドルの養育費に加え、家賃200万ドルのニューヨークのアパートを提供することを約束した。 英国ロンドンに住んでいた頃、ミックとの結婚生活の終焉についてタブロイド紙のターゲットにされたことを回想し、「人生で最もつらい時期だった。終わりのない恐怖と狂気を感じた。ルーカスの妊娠中はほとんどを見知らぬ土地で一人で過ごし、孤独に泣きながら過ごしたの」と語った。 一方、ミックも2003年のオブザーバー紙のインタビューで「ルシアナとの関係は間違いだった」と認める発言をしている。 2017年にはルシアナがデイリー・メール紙のインタビューで、ミックの元内縁の妻に謝罪の手紙を書いたが、返事はなかったと明かした。 当時は物議を醸した二人だが、現在は良好な関係を築いており、記念日などには一緒の時間を過ごす事もあるようだ。 インスタグラムに投稿された動画の中で、子育てに関するエピソードも語っている。例えば、彼女は当時仕事で忙しく、子供との時間が十分に取れなかったため、自分が部屋にいたことを息子が感じられるように、おもちゃのミニカーを並べることで存在を示していたという。 さまざまな投稿のコメント欄で、ルーカスが父親であるミック・ジャガーと比較され、あるフォロワーは「父親とそっくりで、美しい男だ」と書き込み、また別のフォロワーは「彼はミックに似ているし、ルシアナのようなところもある」と指摘した。 一方、ルーカスは父親と似ていると言われることに誇りを感じており、父親が着る衣装に似せた青と緑の光沢のあるジャケットを着て、ステップを踏む姿を動画で投稿していた。 ルシアナは「(大学を卒業し)正式に大人の仲間入りを果たした息子よ。素晴らしい人生になることを願っているよ」と投稿し、「あなたはいつも困難に直面しても前に進むことをあきらめなかった。私はいつもあなたの側にいることを忘れないで」と締めくくった。