巨人・戸郷翔征投手（２４）が自己最多１５６奪三振で、２２年以来２年ぶり２度目の最多奪三振のタイトルを獲得した。「すごい自信になりました。他のタイトルも取りたかったのはありますけど、セ・リーグで一つでも一番になれたのは、すごくうれしい」と声を弾ませた。 自身初の開幕投手を務めた今季は３年連続の自己最多タイの１２勝（８敗）をマーク。要所での奪三振が光った。「去年はフォークがあまり良くなかった」という中で「おととしのフォークは精度がすごい良かった。今年はちょっと近くなってきたので、それが良かったかな」と自己分析した。 最近で印象に残るのは、９月１２日、広島戦（マツダ）の６回１死満塁で堂林から奪った三振だという。「すごくいいフォークだった。その前に真っすぐをしっかり見せられましたし。あれはすごい良かった」とうなずいた。ポストシーズンでも、勝利につながる多くの奪三振でファンを魅了する。
報知新聞社
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