【帰国インタビュー】張本智和 妹・美和について「ライバルでもあるが兄妹なのでいくら勝ってもらっても僕は嬉しい」| ITTF男子ワールドカップマカオ2024
ITTF男女ワールドカップ(4月15~21日/マカオ)が行われ、男子シングルスで張本智和(智和企画)、女子シングルスで張本美和(木下グループ)が揃って銅メダルを獲得。 大会史上初の兄妹でのメダル獲得、張本美和は2016年大会優勝の平野美宇(当時16歳)の記録を抜いて、史上最年少でのベスト4入りとなった。 兄・張本智和がインタビューに応じた。
■張本智和 インタビュー
Q. 今大会の結果を受けて メダルを取れると思ってなかったので、メダルを取れたことにはある程度満足はしていますが、準決勝の負け方というのが自分の中であまり良くなかった。 いい面もありながら悪い面もあったのでしっかり課題を反省して、練習するしかないかなと思います。 Q. 妹の美和選手と一緒にベスト4という結果について 自分の結果よりもそっちの方が嬉しくて、特に中国の選手に勝ってのメダルなので僕のメダルよりも価値があると思いますし、何より最年少でメダルを取ったというのはすごく大きく嬉しいことだと思います。 Q. オリンピックに向けての状態は? 中国人選手にはまだ1度も勝てていないので、金メダルを取りたければ中国に勝たないといけないですし、メダルだけを取りたいのなら今のまま行けば可能性はありますが、やっぱり金が欲しいので安定しているところは安定させながらもっと攻撃的な卓球をしたいと思います。 Q. レベルの高い今大会でベスト4に入って自信や手応えは? 特に準々決勝の相手は過去も負け越していて苦手な相手なので、その相手に7ゲームで勝てたのはオリンピックに向けて弾みになると思います。 予選から特殊なルールの中で負けなかったというのは次につながると思います。ヨーロッパの選手に勝つのはメダルを取る上で最低限の条件なので、最近はそれをキープできているのでオリンピックにつながると思います。 Q. 大会期間中、妹の美和選手に声をかけたか メダルを決めたのが僕のすぐ後だったので、すごいねおめでとうと。僕の最年少記録を抜かれたということで、それはそれで嬉しかったですし、準決勝も後一歩という惜しい試合をしていたので妹にとっても次につながる大会になったと思います。 ランキングも同じくらいになったと思うので、いよいよ並ばれたと。追い越される時もあると思うので、びっくりしないでほしい(笑) 抜いて抜き返されて、お互い切磋琢磨していければ。準決勝の戦い方も妹の方がすごくよかったですし、同じ銅メダルでも妹の方が1個上だなと感じるので、ライバルでもあるが兄妹なのでいくら勝ってもらっても僕は嬉しいのでこれからもいい刺激になればいいかなと思います。 『ITTF男女ワールドカップマカオ2024』4月15日(月)~ 21日(日)開催! テレ東卓球チャンネルで全試合ライブ配信!結果速報 https://tvtokyo.tv/3PXjx3N 大会名称:ITTF男女ワールドカップマカオ2024 開催期間:2024年4月15日(月)~21日(日) 会場:マカオ ギャラクシー・アリーナ 出場選手: <男子> 張本 智和(智一企画) 戸上 隼輔(明治大学) 松島 輝空(木下グループ) <女子> 早田 ひな(日本生命) 伊藤 美誠(スターツ) 張本 美和(木下グループ) 平野 美宇(木下グループ) 種目:男子シングルス、女子シングルス 大会形式: ■ステージ1 3選手16グループに分けられ、総当り戦で対戦。上位4シードは自動的にグループ1~4に配置される。 ■ステージ2 各グループの上位1名がステージ2に進出。 試合形式: ■ステージ1 4ゲームマッチ(4-0、3-1、2-2) ※勝ち負けに関わらず必ず4ゲームを行う ■ステージ2(ベスト16) 7ゲームズマッチ ■ステージ2(ベスト16) 7ゲームズマッチ
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