ヒットミーが1番人気に応えて逃げ切りV 柴田善は最年長勝利記録をまたまた更新【福島6R・2歳新馬】
10日の福島6R・2歳新馬(ダート1700メートル)は、シニスターミニスター産駒で柴田善騎乗の1番人気ヒットミー(牝・鹿戸)が好スタートからハナに立って直線も後続を突き離し、2着に5馬身差をつける圧勝劇を演じた。勝ち時計は1分47秒6(良)。 58歳3か月11日の柴田善は今年9勝目で、また自身の持つJRA最年長勝利記録を更新。「稽古の動きから初戦向きだとは思っていたけど、ゲートがやはり今後も課題になってくる。2戦目はもっと激しくなると思うしね」と勝ちっぷりには納得の表情も課題を挙げた。現3歳の半兄は未勝利→GⅢ札幌2歳Sを連勝した同厩舎のセットアップ。「精神面が成長してコントロールが利くようなら、能力は上のクラスでも通用する」と続けた。 鹿戸調教師は「除外で(出走が)延びたことで馬体はぎりぎりだった。この後はひと息入れます。今日は能力で勝ってくれた。余裕があったので距離は(さらに延びても)持つと思う」と見通しを口にした。次走は未定。
東スポ競馬編集部