米、イスラエルに強い懸念表明 レバノン駐留の国連部隊へ攻撃
【ワシントン共同】オースティン米国防長官は12日、イスラエルのガラント国防相と電話会談し、レバノンに駐留する国連レバノン暫定軍(UNIFIL)の拠点に対するイスラエル軍の攻撃に強い懸念を表明した。米国防総省が発表した。 オースティン氏は会談で、UNIFILとレバノン軍の安全を確保する重要性を強調。レバノンでの軍事作戦を早期に外交交渉に切り替える必要性も訴えた。パレスチナ自治区ガザの悲惨な人道状況についても対策を講じるよう主張した。 イスラエル軍はここ数日、UNIFIL施設を攻撃し、各国から批判が相次いでいた。