照ノ富士休場 師匠「調整が間に合わなかった」夏巡業で左膝負傷「それが一番大きい原因」秋巡業で復帰目指す
大相撲秋場所(8日初日、両国国技館)の取組編成会議が6日、同所で開かれ、横綱照ノ富士(32)=伊勢ケ浜=の休場が決まった。休場は夏場所以来2場所ぶり通算22度目で、2021年の秋場所の横綱昇進後では在位19場所で11度目となる。 【写真】夏巡業で顔を歪め左膝に手にやる照ノ富士 ぐるぐる巻きにしたテーピングが痛々しい 照ノ富士は8月23日の夏巡業で左膝を負傷。同29日の横綱審議委員会の稽古総見を糖尿病と膝のケガのために欠席していた。 電話取材に応じた師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)は、本人から休場の申し出があったことを明かし「調整が間に合わなかった。巡業中に膝を痛めて、それが一番大きい原因。体重が10キロ以上落ちて、血糖値が下がらなかった」と説明。「(膝のケガが)全治2週間ぐらいなので、それが良くなればまたやれると思う。治り具合を見ながら、巡業に向けての調整になると思う」と、10月1日から始まる秋巡業での復帰を目指す意向を示した。