【巴賞/函館11R】ホウオウビスケッツが果敢な逃げで賞金加算に成功 岩田康「止まったら仕方ないという気持ちで」
30日の函館11R・巴賞(3歳上オープン=芝1800メートル)は、岩田康騎乗で2番人気のホウオウビスケッツ(牡4・奥村武)が果敢にハナを奪って逃げ切り勝ち。通算3勝目は、昨年2月のフリージア賞以来となる約1年半ぶりの勝ち星となった。勝ち時計は1分46秒8(良)。 「小細工なしの競馬をしようと思っていて、逃げて止まったら仕方がないという気持ちでレースを進めた。メンコを着用して、返し馬やゲートですごく落ち着いていた。1コーナーで少し(ハミを)噛んだけど自分のペースで行けた。何とか次につなげたい」と話した岩田康。「今日は(賞金加算の為に)絶対勝たないといけないと思っていた」という思いが表れた渾身の騎乗ぶりだった。 次走は未定だが、昨年のGⅡスプリングSで大阪杯勝ち馬ベラジオオペラの2着して以来となる賞金加算に成功。今後の重賞戦線でも注目が集まる。
東スポ競馬編集部