マジョルカ浅野拓磨が同点弾演出も2連勝ならず…ビジャレアルは劇的勝ち越し弾で開幕5戦負けなし
14日にラ・リーガ第5節が行われ、マジョルカとビジャレアルが対戦した。 前節のレガネス戦で今季初勝利を挙げたマジョルカは、ホームで今季ここまで無敗のビジャレアルを迎え撃つ。また、日本代表FW浅野拓磨は1試合ぶりの先発出場。移籍後初ゴールに期待がかかる。 【ゴール動画】浅野拓磨がオウンゴールを誘発 序盤は互角な攻防が続くも、徐々にビジャレアルがショートカウンターでゴールに迫るシーンを作る展開になった。 27分には、アジョセ・ぺレスがドリブルで侵入するも、マジョルカの選手に当たりコーナーキック(CK)に。その流れで獲得したCKでアレックス・バエナが近くのダニ・パレホにパス。パレホの柔らかい落としをバエナがワンタッチでクロスを供給すると、ローガン・コスタが勢いよく頭で合わせ、ビジャレアルが先制に成功した。 一方のマジョルカも何度かゴールに迫るものの、決定機を作れない。前半アディショナルタイム(AT)に左からの浮き球のクロスに浅野が合わせるも、相手GKの正面にボールが飛んでしまい、ゴールとはならなかった。 後半からマジョルカは浅野を左サイドに配置し、まずは同点を狙う展開に。55分、“エース”FWヴェダト・ムリキがネットを揺らすも、オフサイド判定で“ノーゴール”となった。 57分、マジョルカが同点に追いつく。左サイドでボールを持った浅野がゴール前に鋭いクロスを供給。このボールがビジャレアルのDFラウール・アルビオルに当たり、そのままゴールに吸い込まれ、マジョルカに貴重な同点弾が生まれた。 同点弾を演出した浅野は、63分に観客から拍手を受けながら交代になった。 途中交代でさらに勢いを付けたかったマジョルカだが、69分にアクシデントが起こる。左サイドバックのトニ・ラトのタックルが足裏を見せた危険なプレーと判断され、“一発レッド”で退場となってしまった。 その後、数的不利となったマジョルカは、ビジャレアルから再三攻め込まれるも、チーム全員で守り抜く展開が続く。しかし、試合終了間際の95分に自陣でボールを奪われると、華麗なパスワークから最後はアジョセ・ぺレスに押し込まれ、勝ち越しゴールを許してしまった。 そのまま試合は1-2で終了。ビジャレアルは開幕5試合負けなしを達成し、敗れたマジョルカは開幕節以来の黒星となった。
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