富山県全域に大雪警報 10日夕方にかけて寒気が強まる予想
富山テレビ放送
9日午後6時現在、県内全域に大雪警報。魚津市・滑川市・黒部市・入善町・朝日町に暴風雪警報が出されています。県内は、10日夕方にかけて寒気が強まる予想で短時間に大雪が降る恐れがあります。 冬型の気圧配置となった県内は、雪や雨が断続的に降り午後5時現在の積雪は富山市で11センチ高岡市伏木で12センチ砺波市で8センチ氷見市で2センチとなっています。 9日朝、富山市では車に積った雪を払い早めに出勤の準備をする住民の姿が見られました。 *住民 「天気を見て雪がひどかったら早く行くことを意識している。夜中に状況を見て、早起きした」 この雪でスリップ事故が増えています。 8日夕方からの24時間で県内では37件発生していて、このうち2人が軽いけがをしています。 この雪で魚津市と朝日町の全ての中学校で部活動を中止し生徒を早めに帰宅させる措置が取られました。 また、朝日町では全ての小中学校で明日の登校を2時間遅らせることにしているほか、射水市の小中学校でも21校中12校で登校時間を遅らせることが決まっています。 県内は、10日にかけて強い冬型の気圧配置が続く見込みで、10日未明から平地や山間部で大雪となると見られています。 10日の夕方までに予想される24時間降雪量は、いずれも多いところで平地で50センチ、山間部で70センチとなっています。 また風も強くなり9日夜、予想される最大風速は陸上で12メートル、海上では東部で20メートル西部で18メートルで、気象台は魚津市や滑川市、黒部市、入善町、朝日町に暴風雪警報を出して雪を伴った暴風に警戒するよう呼びかけています。
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