憧れの職業疑似体験 小学生対象 鬼っジョブ 岩手・北上
小学生の職業体験イベント「鬼っジョブ~北上おしごとパーク」(実行委主催)は15日、北上市さくら通りのさくらホールfeat.ツガワで開かれた。児童たちがさまざまな職種を疑似体験しながら、仕事の面白さややりがいに学びを深めた。 働くことを経験することで社会の仕組みを学び、将来を考える機会にしてもらおうと、2013年度に始まり今年で10回目。北上、西和賀両市町を中心に4年生以上の約250人が参加し、高校生や学生がボランティアとして運営を支えた。 ▽コンビニ店員▽銀行員▽パティシエ▽時計製造▽ネイルアート▽保育士▽美容師▽大工▽ダンサー▽接骨院―など約30職種のスペースが設けられた。児童たちは各ブースを巡り、業務を体験した後には会場で使えるオリジナル通貨ONY(オニー)が手渡された。 このうち、警察ブースでは児童たちが鑑識に挑戦。北上署員らのレクチャーを受けながら、特殊な粉末を使って空き缶や紙に付着した指紋を検出するなどし、鑑識官の仕事について理解を深めた。