青森テレビ

〈大相撲九州場所・千秋楽　24日　福岡国際センター〉 尊富士（25=伊勢ヶ濱）は千秋楽で白星を挙げ、2桁勝利で激動の2024年最後の本場所を終えた。8勝5敗の東前頭十一枚目の玉鷲（40=片男波）を突き落としで破った。けがのため全休した夏場所で十両に陥落。3場所ぶりの幕内復帰だったが、成績を10勝5敗で締めくくった。 【写真を見る】【大相撲九州場所】尊富士は千秋楽の一番で白星　3場所ぶりの幕内復帰場所で2桁白星　東前頭十一枚目の玉鷲との一番　激動の2024年締めくくり 尊富士にとって2024年は激動の一年だった。1月の初場所で十両優勝。3月の春場所は110年ぶりの新入幕優勝など数々の偉業を成し遂げた。一方、同場所で右足を故障。夏場所を全休して十両に陥落すると、続く名古屋場所は初日から7日目まで休場。中日から2連勝後に再び休場した。秋場所で2度目の十両優勝で、九州場所で再入幕。今回の九州場所で2桁勝利したことで、尊富士は皆勤出場した4場所全てで2桁白星を挙げることになった。 【基本情報】尊富士弥輝也（たけるふじ・みきや）は青森県五所川原市出身の25歳。木造中学-鳥取城北高-日大を経て伊勢ヶ濱部屋に入門。 【尊富士の2024年】 初場所　　13勝2敗で十両優勝 春場所　　13勝2敗で幕内優勝 夏場所　けがのため全休 名古屋場所　初日から休場。中日から2連勝もその後再休場 秋場所　　13勝2敗で十両優勝 九州場所　10勝5敗