44歳男性「愛情の反対って無関心だと思い知ります、妻が私に無関心で」 レス以上に冷め切った夫婦関係の背景は
いまでもあの日のことを後悔します。妻の夜の誘いを断ってしまった
「あれは息子が2歳になる夏の日の夜ですかね。珍しく妻が身体を甘えるように近づけてきて、これは夜の誘いだと分かりました。ただ、私がその日は特に疲れていて、それとなく断るような態度を取ってしまったんです。あのとき、実際にセックスをしなくても抱き合ったり、普段はなかなか言えない愛情や感謝の気持ちを一言でも伝えれていればと後悔しています。多分、妻は寂しかったはずです」 実はモトキさんの方から夜の誘いを断ってしまい、それ以来、モトキさんから誘っても断られるようになったといいます。ここでモトキさんが冒頭につぶやいた「愛情の反対は無関心」となったきっかけについて、その真相をじっくり聞かせてくれました。 「妻と完全にレスになったころはまだ30代に入ったばかりで性欲も今より強く、正直なところ、自慰行為だけでは満足できずに出張先で風俗を利用することが定期的にありました。最初は罪悪感もありましたし、もちろん妻に理解されないと思いますが、それがあったからこそ今まで家族関係を続けられた部分もあると思います。妻には絶対言えない秘密ですね」 モトキさん夫婦は完全にレス状態であったものの、この時点では家族としての日常があったことが伺えます。 前編ではモトキさん夫婦がレスに陥った経緯を伺いました。【後編】ではその後、夫婦仲が「修復不可能なまでに」悪化する一部始終をお伺いします。
ライター 山下あつおみ