森保ジャパンが大量リードを奪って前半を折り返す 前半22分までに3得点【アジア2次予選】
◆26年北中米W杯アジア2次予選▽第6戦 日本―シリア(11日・エディオンピースウイング広島) 【写真】試合前の国家斉唱で目を潤ませる森保監督 日本(FIFAランク18位)はシリア(同89位)と対戦し、前半を3―0で折り返した。 開始から相手陣内に攻め込んだ日本は前半13分に先制点を挙げた。中村敬斗の左クロスに上田綺世がヘディングシュートで合わせて、幸先良く1点を奪うと、同19分には堂安律が久保建英のパスを受けてペナルティーエリアの外から左足を振り抜き2戦連続となる2点目をたたき込んだ。さらに3分後には中央から出した久保のラストパスが相手DFに当たりオウンゴールとなって3点目。開始22分で日本は一気に主導権を握った。 その後も両サイドを起点に相手ゴールに迫り、決定機を何度も演出。ピッチには森保監督の声が響くなど圧倒的な日本ペースで試合が進み、そのままハーフタイムを迎えた。 5連勝(不戦勝含む)で臨んだ日本のアジア2次予選の最終戦。既にB組の首位通過を決めているが、6日のミャンマー戦でベンチ外だった久保を先発起用、前戦から取り組んだ3バックでも冨安健洋、板倉滉が入り、ボランチに主将の遠藤航をスタメンから出すなどフルメンバーで勝ちにいった。 会場は今年2月に広島市の中心部に開業したエディオンピースウイング広島。森保監督は現役時代、監督として過ごした広島の悲願だったサッカー専用スタジアムでの初の国際試合となり試合前の国家斉唱で目に涙を浮かべるなど、いつも以上に気合の入った一戦となった。
報知新聞社