ＳＮＳ型投資詐欺などの被害を防ごうと、広島県警と県内の金融機関などが巧妙な手口などの情報を共有しました。 県警本部で開かれた会議には、県警や金融機関など３４の事業者から５０人が参加しました。 会議では警察官になりすました「オレオレ詐欺」や、広告をクリックすると副業を勧められる「タスク型詐欺」など詐欺の功名な手口が紹介されました。 また、水際で阻止することができた時の状況や各事業者の対策案などの情報が共有されました。 このうち、広島銀行は県警と連携して今後、アプリ内で詐欺被害の注意を呼び掛ける画面を表示することにしています。 【広島銀行営業企画部・竹島智文担当部長】 「県警、事業者、金融機関、あらゆる連携の中で県民の皆様の預金をお守りしたいということを改めて認識しました」 県警によりますと、今年に入って県内で発生したＳＮＳ型投資詐欺は２２３件で、被害額は２５億円を超えるということです。