爆笑問題・太田光のまさかのCM出演アピールに光代社長が「飲めないからトラブルが起きない。運転免許もないので飲酒運転もない」と後押し
日本ネーミング協会が主催する「日本ネーミング大賞2024」の授賞式が12月2日、都内で開催された。審査委員長を務める爆笑問題の太田光と、その妻で特別顧問を務める太田光代氏が揃って登壇した。 同大賞はネーミングの重要性を広く社会に発信することでネーミングの「質と価値の向上」と「普及と啓蒙」を図り、生活文化を豊かにし、産業の発展に寄与することを目的に優れたネーミングを選出、表彰するアワード。近接したジャンルごとに分けた5つの部門、ルーキー部門、地域ソウルブランド部門といったさまざまな部門で優秀賞を選出したうえで、今年の最優秀賞にはルーキー部門の「晴れ風」が輝いた。 「晴れ風」はキリンビール株式会社が今年4月に発売した缶ビール。 太田は総括で「今年で5回目になるが毎年思うのは、日本の商品の名前は今、日本人が思っている願いといったものが反映されるなということ。コロナの時は“耐えて頑張りたい”という気持ちが名前から伝わってきた。僕らは漫才師として世相をテーマに漫才をやっているので、今の企業の消費者にどう感じてもらいたいかといった願いが名前に込められていてとても参考になる。今回の『晴れ風』も『明日はパラダイス』も、もしかしたらこれがこの国の人々が思っている気持ちなのかということも考えた」などと今年のネーミングの傾向を分析。
そして「同時にこのネーミング大賞はできれば新しい企業や人を応援したいという気持ちもある。今回のキリンさんは言ってみれば大企業。審査していると、人間ですから大きな企業よりも小さい企業を応援したいなという気持ちがみんなあるんですが、この晴れ風を見た時は今年は“キリンが来る”と思いました。これを言いたいがためにこれだけ長く挨拶をしました(笑)」と突如、2020年の大河ドラマ「麒麟がくる」を引き合いに。続けて「そして僕もお酒は飲めないんですが、キリンはジュースから何から大好きで。まあ、もしよかったらCMも(笑)。審査が終わって家に帰ってテレビを見ていたらちょうど晴れ風のCMが流れてきて、出ていたのがウッチャンだった。思わず“しまった”と言ってしまったら、うちの社長に“あなたはそういう邪な気持ちで審査をしているからダメなんだ”と散々怒られた。まあ、内村さんが年契なのかどうか分からないですが、その後はぜひともという感じで(笑)」と現在、同商品のCMに出演中の内村光良の後釜をアピール。 光代氏も「飲めないからこそ、トラブルが起きない。運転免許もございませんので、飲酒運転もないです。よろしくお願いします(笑)」とこの時は特別顧問ではなく事務所の社長として太田のCM起用を後押ししていた。