43秒間のエンゼルス批判「オオタニの6年間を無駄にした」 元MLB球団社長が投げつけた辛辣な言葉
元マーリンズ球団社長
米大リーグ・エンゼルスは球団ワースト記録となる63勝99敗でア・リーグ西地区最下位でシーズンを終えた。昨年までドジャースの大谷翔平投手が在籍しており、マイク・トラウト外野手含めスター選手がいながら低迷したチームだったが、元MLBの球団社長はエンゼルス上層部に辛辣な言葉を投げつけた。 【画像】「涙で前が見えないよ…」 エンゼルスが大谷のために準備した“唯一の演出”の写真 米ポッドキャスト番組「ナッシング・パーソナル」は公式YouTubeで「ロサンゼルス・エンゼルスが新たなストリーミング収入で買い手がつくと言っているだと!? ノーチャンスだ!」と題して、動画を公開した。 出演した元マーリンズ球団社長のデビッド・サムソン氏は序盤から皮肉たっぷりに「私が気に入っているのは、アート・モレノ。彼はロサンゼルス・エンゼルスのオーナーだ」と発言した。続けて、「彼にはペリー・ミナシアンというGMがいる。彼らはトラウトとオオタニが所属していたチームを持っていたが、彼ら(トラウトとオオタニ)を中心に据えたチーム作りは一度たりともできなかった」とスター選手を活かしきれなかったオーナーとGMのやり方を批判した。 サムソン氏の勢いは止まらず「彼らはドジャースになれると思っていたが、それはできない。少なくともパドレスは、ドジャースになれると思い、複数の選手と契約し、プレーオフに進出した。エンゼルスはただただどうしようもない」と述べ、最後に「マイク・トラウトのキャリアを怪我で棒に振り、オオタニがFAになるまでの6年間も無駄にした」とバッサリ。ここまで約43秒間、エンゼルスの批判をノンストップで続けた。 10年連続でプレーオフ出場を逃しているエンゼルス。オーナーのモレノ氏はシーズン終了後、MLB公式サイトで「25年に出来るだけ競争力を持つとともに、26年により層を厚くするためのこともやりたい」と2年後の飛躍を見据えていた。
THE ANSWER編集部