テレビ大阪

SNSなどでやりとりを重ね、好意を抱かせて金をだまし取る「ロマンス詐欺」が府内で2件相次ぎました。 警察によりますと、被害者の50代女性はマッチングアプリで男性を名乗る人物と知り合い、「取引で利益を出している」「株で収入を得たら旅行に行こう」などとSNSを通じて投資を勧められたということです。 女性はことし5月から7月にかけて、購入した暗号資産を送るように指示され、現金およそ1億1300万円をだまし取られました。 その後、男性を名乗る人物から「全て忘れてください、全て偽りです」とメッセージが届き被害に気づいたということです。 府内ではほかにも60代の男性が投資名目でおよそ1億5000万円をだまし取られるロマンス詐欺の被害が確認されています。 警察は、投資を装ってSNSでお金を要求するのは詐欺の手口として注意を呼び掛けています。