三菱「トライトン」がトーヨータイヤ「オープンカントリー」を装着してラリー北海道に参戦! 竹岡圭のXCRスプリントカップ北海道への挑戦!!
トライトン・圭rallyproject仕様
三菱自動車が圭rallyprojectに協賛するのは人気急上昇中のトライトン。2023年のアジアクロスカントリーラリーに参戦したり、ジャパンモビリティショーや東京オートサロン、東京アウトドアショーなどにも展示され注目を集めているピックアップトラックだ。 XCRスプリントカップ北海道のレギュレーションに合わせて改造された本車ではあるが、リエゾン区間で一般公道を走ることからナンバー付きであることが必須。改造もそのレギュレーションに沿った内容となっている。 ドライバーを務める竹岡圭は、完成車をまだほとんど乗っていないとのことだったが、トライトンについてはタイでの発表会にも参加。北海道で開催された試乗会で乗った印象として「ボディサイズの割に小回りが聞いて取り回しが良く、乗り心地も乗用車と変わらない。新しいSUVのカタチだと思います」と語った。 また、ラリーカーとしてのポテンシャルについても試乗時の印象から「グラベルでの走破製はもちろん、狭いコースでも苦労せず走れる手応えを感じている」と好感触だったようだ。 まだ発売されてからそれほど時間が経っておらず、まだそれほど多く出回っているこことでもないため競技用のパーツというものはあまりなく、その用意にはなかなか苦労があったとのこと。パーツによっては協賛社が新たに制作したものもあり、ワークスであるラリーアートが参戦するアジアクロスカントリーラリー仕様以外では貴重なトライトンの競技車両と言えるだろう。
圭rallyprojectをサポートする協賛各社
発表会では、圭rallyprojectをサポートする協賛各社がこの企画への期待や激励を語った。また、会場にはラリーカーに装着、使用される協賛社の製品やパーツが展示された。 他にもフロントガラスの保護フィルム「アーマーテック」を提供するエスアンドカンパニー、ブレーキキャリパーとローターをサポートするネステックジャパンからも激励の言葉が贈られた。 そして最後に、竹岡圭選手とも古くから縁も深く、今回の圭rallyprojetを協賛するモータージャーナリストの日下部保雄氏が登壇し、激励の言葉を述べた。
いざ北海道へ!初陣は「2024 ARK ラリーカムイ」
この出来立てのトライトンは早くも7月5日(金)~7月7日(日)で開催されるXCRスプリントカップ北海道第3戦「2024 ARK ラリーカムイ」に出走する。 7月3日にフェリーで北海道に運ばれ、4日にラリーの舞台となるニセコ町まで自走するのが実質シェイクダウンとなる。グラベル走行はラリーが始まってブッツケ本番だ。 信頼性が高くドライバビリティに優れたトライトンと経験のあるクルーだけに、いきなりの本番でどのような走りを見せてくれるのか期待したい。
MotorFan編集部