森保監督「一つ前に進んだ」サッカー日本代表不戦勝で“無傷の4連勝” 26年W杯のアジア最終予選進出が決定
サッカー日本代表のアジア2次予選の突破が決まりました。 21日にFIFAワールドカップ26アジア2次予選の第3節で北朝鮮をホーム・国立競技場に迎えて試合を行ったサッカー日本代表。 試合開始早々に田中碧選手が得点を決め1-0で苦しみながらも勝利。この予選失点「0」で勝ち点を9まで積み上げました。 この試合が行われた翌日の22日、AFC(アジアサッカー連盟)は、26日に北朝鮮・平壌で開催される予定だった北朝鮮-日本の試合が開催されなくなることを発表しました。 さらにFIFA(国際サッカー連盟)も、23日に「試合を延期するための日程がないことから、この予選の試合は行わず日程も変更しないことを決定した」と発表。この試合の取り扱いは、FIFA規律委員会に付託されていました。 これにより没収試合となり日本代表が、不戦勝の「3-0」で北朝鮮に勝利。日本が所属するグループBで無敗で勝ち点「12」となり、2位以上が確定。6月に行われる残り2試合(ミャンマー戦・シリア戦)を残して最終予選進出を決めました。 日本サッカー協会の宮本恒靖新会長は「3月26日に平壌で試合が行われなかったことについて、日本時間の本日未明にFIFA規律委員会の決定内容を受け取りました。この試合の取り扱いに関するステイタスが更新されたことは良かったと思います。ワールドカップ予選突破に向けて、森保監督やスタッフ、選手たちには引き続き良い準備をして試合に臨んで欲しいですし、JFAとしてもしっかりとサポートをしていきます」とコメント。 さらに、チームを率いる森保一監督は「没収試合で日本の勝利という結果の通知を聞きました。選手たちの大切な出場機会が失われたことに変わりありませんが、一つ前に進んだとポジティブに捉えています。当然この結果に満足することなく、6月の代表活動、最終予選、ワールドカップ本番へと力を積み上げていきたいと思います」と話しています。 アジア最終予選は9月以降に開催。8大会連続8度目の本戦出場を目指します。