後輩たちを引き連れ“大宴会” 寺島進が「これがスター」と感服した名俳優の姿
松方弘樹さんのエピソードを回想
俳優の寺島進が28日、日本テレビ系『メシドラ~兼近&真之介のグルメドライブ~』(土曜午前11時55分)に出演し、松方弘樹さんとのエピソードを語った。 【写真】「色男過ぎ」「お、お若い!」 寺島進の若かりし頃の貴重ショット 寺島は高校卒業後、三船プロダクションの養成所に入所。「殺陣の授業が好き」だったこともあり、宇仁貫三率いる剣友会に所属した。番組中、レギュラーメンバーの満島真之介が「その時は、いろんな大スターがいるわけじゃないですか、映画の」と話を振ると、寺島は「松方弘樹さんもいらしてたね」と回想。「カッコよかったね。これがスターだなぁ」と感じたという。 寺島が養成所に入りたての頃、養成所の食堂に松方さんが訪れたこともあったそうで、寺島は「松方弘樹さんだよ。『仁義なき戦い』だよ」と大興奮。「スターのオーラがバッと出てた。カッコいいとかじゃない」と見ほれていたところ、「剣友会の先輩に絡みに来た」という。そこで松方さんは「お前ら、なんかいつも安い焼酎のにおい。どこで飲んでんだよ!?」と質問。先輩方が「祖師ヶ谷大蔵の池田屋ってところですけど……」と答えると、松方さんは「お前、1回、オレを連れていけ! そこ」と返し、「斬られ役の人たちと、野獣みたいな先輩方のばっかりのところに一緒に行って」大宴会をしたそうだ。 このエピソードに同じくレギュラーメンバーの兼近大樹が「連れてってくれるんだ」と驚くと、「飲んだなぁ」と懐かしんだ寺島は「それだけ懐が(深い)」としみじみ。満島が「それ1回されるとさ、自分たちは斬られるんだよ、もちろん。だけど、気持ちが違いますよね?」と聞いた際には「違うだろな」と答え、松方さんの共演者たちへの深い愛情とリスペクトに一同が感心した。
ENCOUNT編集部