今秋ドラフト上位候補の報徳学園・今朝丸裕喜が『プロ野球志望届』提出【高校野球】
今春のセンバツで準優勝した報徳学園高（兵庫）の最速１５１キロ右腕、今朝丸（けさまる）裕喜投手（３年）が１９日に今秋ドラフト会議の指名対象となる「プロ野球志望届」を提出し、日本高校野球連盟の公式ホームページに公示された。これで高校生は計１１１人が提出。ドラフト会議は１０月２４日に開催される。 １８８センチ、８０キロの右投げ右打ち。今春センバツでは、同じ右腕の間木歩投手と交互に先発を務め、高崎健康福祉大高崎との決勝は完投しながら３失点で惜敗した。春夏連続甲子園出場となった今夏は初戦で大社（島根）に先発し、７回途中まで３失点で惜敗した。 ９月上旬には高校日本代表として「第１３回ＢＦＡ Ｕ―１８アジア選手権」に出場し、台湾との決勝戦では先発も任されたが、３回途中を２失点で試合も敗れた。大会通算では３試合、５イニングを３奪三振、自責点２の防御率２・８０だった。スピンの利いた速球にフォーク、スライダーなどを制球良く投げ込む投球はプロのスカウトから高く評価され、ドラフト上位候補とみられている。
中日スポーツ
