「その収納方法間違ってます!」意外と知らないネクタイを傷めない正しい管理方法とは
スーツを着る際に欠かせないのがネクタイ。つけっぱなしなこともあり、一日の終わりにはシワだらけに……。 「意外とダメダメ多すぎ…」知らないとマズすぎる「ネクタイの結び方」 あなたはネクタイを正しく管理できているでしょうか? 今回はネクタイの正しいお手入れ、収納の方法をご紹介します。この記事を元に自身の管理を再チェックしてみましょう。
(1)ネクタイの収納方法はくるくる巻きが最適!
冒頭でもお話しましたが、一日中つけたネクタイのシワはやはり気になりますよね。しかし実はシルクのネクタイには復元力があり大抵の場合自然にシワが取れるのです。ではよりシワを取れやすくするにはどう収納すればよいのでしょうか。
手順は以下の通り。 (1)帰宅後すぐに指で軽くしわを伸ばす (2)小剣(細い側)からくるくる丸める (3)そのまま一晩置く 思ったよりも簡単ですよね。シワを取るにはネクタイにテンションがかかっていないことが重要。(2)の小剣から丸めた状態だとネクタイ全体にテンションがかからず、キレイにシワを伸ばすことが出来ます。 丸めて収納するスペースが無い場合は四つ折りにして横向きに立てるのがオススメ。これも丸めたときと同じでネクタイにテンションがかからない形です。 それも難しい場合は滑り止め加工の付いたハンガーに掛けましょう。
(2)シワが取れないときはスチームを当てよう
いくらネクタイに復元力があると言っても、夏場など汗をたくさんかく時期だとなかなかシワが取れないこともあります。
そういうときに活躍するのがファッションスチーマー。もしスチーマーが無い場合は普通のアイロンを2cmほど離してスチームを当てましょう。その後は(1)と一緒。小剣から巻いて一晩置いておいてください。 スチームをあてることのもう一つのメリットは殺菌ができることです。後述しますがネクタイは洗えないので基本的に雑菌だらけ。少しでも清潔に保つためにスチームは効果的です。
(3)ネクタイは洗えない!汚れ落としには消しゴムを!?
ネクタイは表地と芯地の素材が異なり、洗った時の縮み方も違うので、絶対に洗えません。一度洗えば必ず形が崩れてしまいます。ネクタイが汚れてしまった時は買い替えるようにしましょう。
ただ少しの汚れには消しゴムが効果的。ネクタイが完全に乾いている状態でプラスチック消しゴムを織り柄の方向にゆっくり表面を撫でるように動かしてみましょう。 ネクタイの保管には、ネクタイにテンションをかけないよう収納することと目で見て管理することが大切です。今一度自身のネクタイ管理を見直してみてはいかがでしょうか。 TEXT:FORZA STYLE