イーロン・マスク氏の強まる影響力 トランプ氏とゼレンスキー氏の電話会談に同席「スターリンク」でウクライナ支援続ける考え示す
米大統領選で勝利したドナルド・トランプ前大統領を支援した実業家、イーロン・マスク氏の影響力が強まっているようだ。選挙戦直後に行われたトランプ氏と、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領との電話会談にマスク氏が同席したのだ。複数の米メディアが報じた。マスク氏は次期政権で、政府支出の効率化を担う新組織のトップに起用されるとの見方があるが、ウクライナ情勢でも存在感を発揮している。 【画像】イーロン・マスク氏の10月25日のポスト 米ニュースサイト「アクシオス」によると、注目の電話会談は約25分間行われた。会談では、マスク氏が率いる宇宙企業「スペースX」の衛星インターネットサービス「スターリンク」の提供を通じて、ウクライナへの支援を続ける考えを示したという。 米ブルームバーグ通信は「マスク氏が2期目のトランプ政権で影響力を持っていることが浮き彫りとなった」と伝えた。