貨物列車データ改ざん問題 JR九州は緊急点検で「改ざんなし」
RKB毎日放送
JR貨物が車輪の組み立ての際のデータを改ざんをしていた問題で、JR九州は19日、緊急点検の結果、データの改ざんがないことを確認したと発表しました。 【写真で見る】JR九州は緊急点検で「改ざんなし」 JR貨物が貨物列車の車輪を組み立てる作業で、データを改ざんしていたことが発覚したことから国土交通省は全国の鉄道事業者に緊急点検を指示しています。 JR九州によりますと、緊急点検の対象は新幹線と在来線の車両にある車軸6182本です。 点検の結果、データを修正できない仕組みになっていて、データの改ざんはなかったということです。 一方、車軸を車輪などに圧力を使って押し込む「圧入力」の記録を確認した結果、新幹線は、社内で定めている目安となる数値を超えている車軸が1本見つかったということです。 安全に影響はないものの、この車軸は交換したということです。
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