胴体引き揚げへ作業船到着 オスプレイ墜落、屋久島沖
鹿児島県・屋久島沖の米空軍輸送機CV22オスプレイ墜落事故で、海中で見つかった機体胴体部の引き揚げ作業に当たるとみられる米軍のサルベージ船が23日、屋久島沖の墜落現場周辺に到着した。米軍は機体を引き揚げ、事故の原因究明を進める。また、防衛省統合幕僚監部は、自衛隊による現場海域での捜索活動を同日で終了したと発表した。米軍は捜索を継続するとみられる。 同日午前、サルベージ船は現場周辺の海域に到着。昼過ぎに島内の安房港に接岸し、空気ボンベなどを船から降ろした。周辺では、海上自衛隊や第10管区海上保安本部(鹿児島)の艦艇が捜索に当たった。