追加利上げか打ち止めか、「迷えるFOMC」内部対立の裏側
次回FOMCは9月19、20日に開催予定(写真:Haiyun Jiang/The New York Times)
好調な経済に対して弱さを見せ始めた労働市場など、ジェローム・パウエル・アメリカ連邦準備制度理事会(FRB)議長の舵取りは困難さを増すばかりです。9月19~20日開催のアメリカ連邦公開市場委員会(FOMC)では政策金利の据え置きが有力視されているものの、強い経済と弱含む雇用のどちらが正解かをめぐり、FOMC内の対立が広がる可能性があります。日本屈指のFRBウォッチャーが、混迷を深める金融政策を読み解きます。
本文:3,860文字
写真:1枚
購入後に全文お読みいただけます。
すでに購入済みの方はログインしてください。
税込330円使えます
PayPay残高
サービスの概要を必ずお読みいただき、同意の上ご購入ください。欧州経済領域(EEA)およびイギリスから購入や閲覧ができませんのでご注意ください。
小野 亮