山里亮太、祖先は鎌倉時代から続く鹿児島の豪農も高祖父の借金で没落「『保証人にだけはなるな』って口癖が…」
お笑いコンビ「南海キャンディーズ」の山里亮太(47)が7日放送のNHK総合「ファミリーヒストリー」(午後7時57分)に出演した。 番組では千葉県内に住む父・清美さんと母・文代さんにインタビュー。清美さんは18歳まで育った鹿児島県日置市の実家を訪問、番組スタッフを案内した。 調査の結果、同地は鎌倉時代から「山里」と呼ばれていたことが判明。山里家は土地の豪族で名田の所有者。豪農で集落一の名家だったことが分かった。 明治時代の土地台帳では5代前の四郎八が19に及ぶ田畑を所有していたことも分かったが、山里の祖父・正弘さんの父で高祖父にあたる正太郎さんが知人の借金の保証人になったことから没落。正弘さんも米問屋に奉公に出る形になった。 その後、正弘さんは地元の郵便局の配達人に。義妹・フサ子さんによると、「苦労しただけに困った人に優しい人だった」という。 父からまじめで親切な性格を受け継いだ清美さんは薩南工高に進学。巨体を武器にバレーボール部のアタッカーとして活躍した。その後、上京。建設現場で地質調査などに従事した。 堅実な生き方をしてきた清美さんは山里がお笑い芸人になることに猛反対。「自分自身が堅いというか、商売が商売ですから、そっちで育ってほしいという気持ちはありました」と正直に話した。 今回の調査結果を見た山里は「(父が)口癖のように芸人になる前から言うのが『保証人にだけはなるな』って。そんな長い歴史のある言葉だったんだって」と感慨深げにポツリ。 父について「やけにまじめなところがあるんで、それが代々受け継がれているまじめさだったんだなって。堅実ですし」と話し、自身についても「ひたすら努力で戦うっていうことが、僕の唯一の戦い方だってのは、ずっと思っているんで。そこは父のこの感じなのかも知れないですね」と、しみじみ話していた。
報知新聞社