綾瀬はるか「野生の島のロズ」に吹替出演、柄本佑・鈴木福・いとうまい子らも参加
長編アニメーション映画「野生の島のロズ」の日本語吹替版予告がYouTubeで公開。キャストとして綾瀬はるか、柄本佑、鈴木福、いとうまい子ら8名の出演が明らかになった。 【動画】「野生の島のロズ」日本語吹替版予告はこちら ドリームワークスが贈る本作は、ピーター・ブラウンによる児童書「野生のロボット」シリーズを原作に、無人島で起動した最新型アシストロボットのロズを主人公とした物語。大自然の中で動物たちの行動や言葉を学習したロズは、徐々に未知の世界に順応していく。 「インクレディブル・ファミリー」以来6年ぶりに吹替出演をする綾瀬はロズに声を当てる。オファー時はロボット役が難しいと感じたそうで、綾瀬は「収録の前に海外で見かけたAIロボットを撮影して見直してみたり、スマートフォンのアシスタントアプリに話しかけてみたりしていました」と回想。「ロズはプログラミングされているので、少し固くカチッとしゃべるのですが、だんだん愛しさや寂しさなどを感じるようになると、まるで人間のように変わっていく姿がとても自然で。難しいと思っていたその過程が、最後は面白く感じて不思議でした」と語った。 柄本はロズの相談相手として友情を育んでいくキツネのチャッカリ役、鈴木はロズに育てられる雁のキラリ役、いとうはロズをサポートするオポッサムの母親・ピンクシッポ役で出演する。さらに渡り鳥のリーダーであるクビナガ役に千葉繁、ロズを回収するために島へやってくるロボットのヴォントラ役に種崎敦美、不機嫌で引っ込み思案なビーバーのパドラー役に山本高広、島の野生動物界の頂点に君臨するクマのソーン役に田中美央が起用された。柄本、鈴木、いとうのコメントを後掲している。 予告編では、キラリを育てるロズに「翼の小さなあの子は厳しい自然では生き残れない」と言い放つチャッカリの姿や、ロズが彼に「立派に育ててみせます」と応じる様子が確認できる。キラリが巣立つ日に、ロズが「頭で処理しきれないほど、胸にこみ上げてくるこの温かい気持ちは、なんて言うんですか?」と自らに芽生えた心の存在を告白するシーンも収められた。 「ヒックとドラゴン」のクリス・サンダースが監督を務めた「野生の島のロズ」は、2025年2月7日より東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国でロードショー。12月6日に特製エコバッグ付ムビチケカードが数量限定で発売される。 ※種崎敦美の崎は立つ崎(たつさき)が正式表記 ■ 綾瀬はるか コメント 最初にオファーをいただいた時、「ロボット役は難しそうだな・・」と思ったので、収録の前に海外で見かけたAIロボットを撮影して見直してみたり、スマートフォンのアシスタントアプリに話しかけてみたりしていました。ロズはプログラミングされているので、少し固くカチッとしゃべるのですが、だんだん愛しさや寂しさなどを感じるようになると、まるで人間のように変わっていく姿がとても自然で。難しいと思っていたその過程が、最後は面白く感じて不思議でした。ロズの素敵なところは、島の動物たちを助けて、それが自分の喜びになっていくところです。 ロズだけではなく、全てのキャラクターも愛おしく魅力的で、全ての皆さんに必ず共感できるところがあると思います。 ■ 柄本佑 コメント オファーをいただいた時、アニメが好きなので嬉しい!という気持ちと同時に頑張らなきゃ・・と緊張しました。この「野生の島のロズ」を見ながら、僕自身も恥ずかしながら泣いてしまったのですが、本当に素敵な世界観なので、キツネのチャッカリというキャラクターのイメージを崩さないように準備して吹き替えました。チャッカリは、大人っぽいクールなところと子供っぽいところの両極があるのが魅力です。最初は口を合わせるのも難しかったのですが、監督の立体的で奥行のある演出のおかげでただただ楽しくやらせていただきました。とても気持ちの良い、誰でも楽しめる作品になっていますので、大人も子供も、家族で見に来ていただけたらと思います。 ■ 鈴木福 コメント 最初にこの作品を観た時、キラリの役をやらせてもらう喜びと、ロズとキラリ、そして周りの動物たちとの絆にジーンときたのですが、 隣で見ていたマネージャーさんたちの方がもっと感動して涙していて(笑)。僕の演じたキラリは、ロボットに育てられた雁なので、他の鳥たちと違うところをあまりネガティブにとらえすぎず、ポジティブに進んでいく勇敢な子だと感じました。僕自身も割とポジティブなので、そこはキラリと似てるんじゃないかと思います。鳥なのに、ロボットっぽい動きを真似て、自分で「ウー、ガチャー」と言いながら歩いたり、「変換器をオーバーヒートさせて補助冷却装置が消滅」などのロボット専門用語的な台詞があるのが難しくもあり、面白かったです。 ■ いとうまい子 コメント 最初に映画を見た時、感動してすごく泣いてしまいました。ロズが愛を知っていくのが感じられて。ピンクシッポは子だくさんで肝が据わっているお母さんなのですが、難しかったところは、普通芝居をするときよりも5倍~10倍くらいテンション高くやらなければいけないことでした。自分では感情をのせているつもりでも、いざ聞いてみると思っていたのとは全然違うところがあったりして。「いや、まだまだいけるんじゃないか」という面白さもありました。私は44歳で入った大学のゼミでロボット工学を専攻しました。ロズは、私たちが研究している現在のロボットよりかなり進んでいると思いますが、いずれはこう進化していくんじゃないかと感じさせてくれますね。 (c)2024 DREAMWORKS ANIMATION LLC.