「正体」山田孝之が「覚悟が必要でした」、横浜流星と向き合う場面写真も
映画「正体」より、山田孝之演じる刑事・又貫の新たな場面写真が解禁。あわせて山田、主演の横浜流星によるコメントが到着した。 【画像】横浜流星と山田孝之が向き合う「正体」場面写真はこちら 染井為人の同名小説を藤井道人が映像化した本作は、一家殺人事件の容疑者として死刑判決を受けた鏑木慶一の343日間にわたる逃走劇を描いたサスペンスエンタテインメント。刑事の又貫は彼と出会った沙耶香、和也、舞を取り調べるが、4人の知る鏑木はそれぞれまったく別人のような人物だった。鏑木を横浜が演じた。 真実を追い求めるうちに、組織の中で難しい立場になっていく又貫。場面写真には、又貫が壁一面に貼られた写真に鏑木への執念をにじませる様子や、鏑木と面会室で向き合うシーンが切り取られた。 今回、藤井の監督作に初参加した山田は「藤井監督の演出を受けてみたいという気持ちはありました。しかも今回は(横浜)流星が主演というのもあって、ぜひ出演したい、という気持ちでした」と回想。また又貫については演じるにあたり「覚悟が必要でした」と明かし、「まさに板挟みという状況に置かれる立場なので、撮影中は精神的に相当キツいだろうなと覚悟はしていました」と振り返った。 ラストカットの撮影時、OKが出ると山田は大きく息を吐き、笑顔を見せたという。彼は「本当に疲れた……!」と吐露し、「藤井監督とは長い付き合いでしたが、やっとガッツリお仕事ができた」と思いを伝えた。横浜は、山田について「ずっと共演したいと思っていた方なので、非常にうれしく思います。本当に学びは多かったですね。集中力もそうですし、役としてずっといるので、でも現場から離れるとちゃんと切り替えてっていう、自分もそうならなければいけないなと思いました」とコメントしている。 「正体」は11月29日より全国でロードショー。吉岡里帆、森本慎太郎(SixTONES)、山田杏奈らもキャストに名を連ねる。 (c)2024 映画「正体」製作委員会