八回に追いつきドロー!巨人・阿部監督「負けなかったのは交流戦明けにつながる」
(日本生命セ・パ交流戦、日本ハム3-3巨人、3回戦、巨人2勝1分け、16日、エスコン)土俵際で耐え抜いた。セ・リーグ2位の巨人・阿部慎之助監督(45)は延長十二回の熱戦を引き分け、開口一番に「負けなかったのが大きい」とうなずいた。 【写真】ひげを剃り、希望に満ちあふれた表情で来日した巨人・ヘルナンデス 2-3の八回、3番・ヘルナンデスが同点の3号ソロを放って六回途中3失点だった菅野の負けを消し、救援6投手が無失点でつないで敵地でドローに持ち込んだ。苦しんでいた岡本和が四回に2試合連続の12号2ランを放ったことも朗報。指揮官は「チームにとっても本人にとっても大きい」と喜んだ。 3連勝締めはならず、交流戦は8勝9敗1分けで2年ぶりの負け越しで終了。阿部監督は「1つ負け越してしまって反省するところもたくさんあった。だけど、今日負けなかったのは交流戦明けに必ずつながる」と前向きに捉えた。(谷川直之)