【ACLE】先制弾&退場の「38歳・家長劇場」 J1川崎が難敵・上海海港に快勝
アジアチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)の1次リーグ第4節が5日に行われ、J1川崎が上海海港(中国)戦(等々力)で3―1と快勝し、決勝トーナメント進出へ前進した。 川崎は前節まで12チーム中10位と低迷して1次リーグ敗退圏と窮地に陥っていたが、この日はホームの大声援を背にイレブンが躍動する。 序盤から中国の強豪である上海海港を相手に押し気味に試合を進めると、前半12分に歓喜の瞬間が訪れる。 DF三浦颯太が持ち前のスピードを生かして左サイドを突破すると、ゴール前へクロスを入れる。これは相手DFにクリアされるも、こぼれ球をMF家長昭博が右足で強烈ボレーを突き刺す。38歳の大ベテランが値千金の一撃で、チームに先制点をもたらした。 頼れる大黒柱のゴールで勢いに乗った川崎は、同13分にMF瀬川祐輔が追加点を奪う。さらに同33分にもDFファンウェルメスケルケン際がダメ押しゴールを決めた。 前半で圧倒した川崎だが、後半に入ってピンチが目立ち始めると、同38分にMFマティアス・バルガスに1点を返される。さらに試合終了間際の同42分、同45分と家長が立て続けにイエローカードを受けてまさかの退場処分となった。なんとか逃げきった川崎だが、後味の悪い勝利となってしまった。
東スポWEB