「カマダは素晴らしい、MVPだ」躍動した鎌田大地を伝説OBの元伊代表が絶賛! 冷遇した前指揮官にチクリ「トゥドールはサッリよりも現代的」
ダブルボランチの一角で先発
鎌田大地が所属するラツィオは4月27日に開催されたセリエAの第34節で、ヴェローナと対戦。1-0で勝利を飾っている。 【動画】鎌田が絶妙クロスでビッグチャンスを創出 3-4-2-1のダブルボランチの一角で先発した鎌田は、攻守に躍動。驚異的な運動量で何度も前線へ走り込んで、攻撃に参加する。 66分にボール奪取からの絶妙のパスでビッグチャンスを創出すれば、72分にもマッティア・ザッカーニが決めた決勝ゴールの起点となった。 その鎌田を、この試合の「MVP」と称賛したのが、ラツィオのレジェンドであるマルコ・パローロだ。ラツィオの専門メディア『CITTACELESTE』によれば、前指揮官マウリツィオ・サッリに冷遇されていた日本人MFを主軸に抜擢したイゴール・トゥドール監督の手腕を称えつつ、こう発言している。 「まるでトゥドールが困難な状況を打破したかのような熱狂が周囲に広がっている。実際、あまり成績の良くなかった選手たちを信頼し、カマダは素晴らしい試合をし、間違いなく他の選手たちにもエネルギーを与えた。体力的には問題なく、ラツィオは最後まで試合を続ける」 39歳の元イタリア代表MFは、「今日は当然の勝利だったが、もっと大勝になった可能性もある。MVP? カマダを挙げたい。私の観点からすると、トゥドールはサッリよりも現代的だ」と続けている。 政権交代で、鎌田の立場と評価は激変している。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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