「天才的な補強」「離脱は痛手」遠藤航の不在にリバプール専門メディアが見解。復帰後はどうなる?「マカリステルは未来の6番と証明」
「必要なクオリティのすべてを示した」
これからリバプールの6番を担っていくのは、どちらの選手なのだろうか。いずれにしても、頼りになる2人を擁していることは、サポーターを喜ばせているに違いない。 【PHOTO】日本代表のインドネシア戦出場16選手&監督の採点・寸評。5人が7点台の高評価。全得点に絡んだ9番をMOMに選出 守備的MFを本職とするのは、夏に加入した遠藤航だ。ユルゲン・クロップ監督は当初、同じく新戦力のアレクシス・マカリステルをアンカーに起用してきた。だが、そのマカリステルが負傷で離脱している間に遠藤が活躍。12月のチーム月間MVPに選ばれるまで評価を高めた。 リバプール専門サイト『This Is Anfield』は1月23日、「マカリステルがケガで不在の間にエンドウが貢献し、クロップが8月に口にした『天才的』な補強との評価に見合うことを確かにした」と、日本代表キャプテンを称賛している。 「タックルの強さやボールを持ったときの冷静さで、日本代表はリバプールで活躍するのに必要なクオリティのすべてを示した。さらにゴールも決めている。実際、この間にエンドウの地位は高くなり、アジアカップのための離脱は、開幕時には想定できなかったような痛手のように感じられた」 そのアジアカップ出場で今度は遠藤が離脱することになったが、入れ替わるようにマカリステルが復帰。再び中盤の底を務めるようになった。 『This Is Anfield』は「もちろん、エンドウの台頭が困難な時期で役立ったように、リバプールの守備的MFに関するギャンブルの成功は、マカリステルが本職ではない役割に適応できるか次第だった」と続けている。 「幸いなことに、週末のボーンマス戦や直近の調子からは、大きな成功となりそうだ」 同メディアは「マカリステルは自分が未来のリバプール6番と証明」との見出しで、アルゼンチン代表MFが攻守両面でクロップのチームのアンカーにふさわしいと賛辞を寄せた。 アジアカップから戻れば、遠藤は再び激しいポジション争いに臨むこととなる。高いレベルで切磋琢磨する彼らは、リバプールが再びタイトルを手にする助けとなれるだろうか。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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