【浦和・オーバルスプリント注目馬】7頭立てでも混戦模様 JBCスプリントに向けても見逃せぬ一戦に
浦和競馬場で9月18日(水)に行われるテレ玉杯オーバルスプリント(3歳上・JpnIII・ダ1400m)。優先出走権は無いが、JBCスプリントに向けて重要なステップレースとなる。 【写真】スレイマンのこれまで 今年は7頭立てと寂しい頭数となったが、意外にも混戦模様。ここで一歩抜け出し、さらなる大舞台へと飛躍する馬は現れるか。発走予定日時は18日(水)の18時55分。主な出走予定馬は以下の通り。 ■スレイマン(牡6、栗東・池添学厩舎) 半姉に名牝ジェンティルドンナがいる血統馬。デビュー2戦は芝だったが、ダートに転じるとわずか5戦でOP入りを果たす。その後は少し伸び悩んだ時期があったものの、今年は門司Sを制したほか、アンタレスS、プロキオンSで2着と見せ場を作っている。小回りコースは得意な部類。初の1400mが最大のカギになりそうだ。 ■サンライズホーク(セ5、栗東・牧浦充徳厩舎) 昨年のサマーチャンピオンでブリンカーを初着用すると一変し、兵庫ゴールドトロフィー、かきつばた記念と重賞3連勝。ダート短距離界の超新星となった。だが、その後は11着、11着、7着と少し勢いを失っている。それでも、今回のメンバーに入れば、ダートグレード競走3勝の実績は断然。復活ののろしをあげるか。 ■スマイルウィ(牡7、船橋・張田京厩舎) 南関東が誇るトップマイラー。半年ぶりに復帰した前走こそ崩れたが、それまでは21戦連続で馬券圏内を確保していた。浦和1400mへの実績も豊富。昨年のさきたま杯、オーバルスプリントではともに見せ場たっぷりの2着に入ったほか、暮れにはゴールドCを快勝している。得意のコースで待望のダートグレード競走初制覇といきたい。 そのほかにも全5勝のうち4勝をダ1400mで挙げているテーオーステルス(牡5、栗東・奥村豊厩舎)、昨年の全日本2歳優駿で2着の実績があるイーグルノワール(牡3、栗東・音無秀孝厩舎)などが出走を予定している。