ついに「札幌‐釧路」が高速道路で直結! 道東道が22日に17km延伸 東の既存区間は道路名を変更
釧路外環は「道東道」に改称
道東道の阿寒IC~釧路西IC間が、2024年12月22日(日)15時に開通します。これにより、札幌から釧路市街地までが、ついに高速道路で結ばれます。 【地図】道東道の開通ルートを地図で見る 道東道は、千歳市の千歳恵庭JCTと、釧路町の釧路別保ICを東西に結ぶ高速道路です。途中で本線と分かれて足寄ICに向かう支線もあります。 今回は、本線の阿寒IC(釧路市)から釧路西IC(同)までの17.0kmが開通します。これにより、すでに開通している東側の釧路西ICから釧路別保ICまでの区間と一本につながります。なお、この釧路西IC~釧路別保IC間は、道東道の延伸と同時に、名称が釧路外環状道路から道東道に統一されます。 釧路開発建設部によると、札幌~釧路間の所要時間は、道東道整備前の一般道時代は6時間36分でしたが、現在の道東道・阿寒ICまでの開通で4時間19分に縮まり、さらに今回の釧路西ICまでの開通で4時間12分まで短縮されるといいます。 なお、今回の開通区間は幅12m・2車線・通行無料の自動車専用道路です。途中には「釧路空港IC」が設置されます。ICから空港までは約5kmです。 また、道東道の開通と同じ22日には、釧路西ICに接続する国道38号釧路新道の全線4車線化も予定されています。
乗りものニュース編集部