あつあつ鍋21種 多彩な味に舌鼓 南部町で「あおもり鍋自慢」
青森県内外の鍋料理が集まるイベント「あおもり鍋自慢」が20日、南部町役場前で開かれ、町内外から集まった大勢の来場者が21種類の鍋を楽しんだ。 町は、家族や仲間と鍋を囲んで絆を深める「鍋条例」を制定している。イベントは、鍋条例推進を目的に町観光協会(夏堀文孝会長)が毎年開催している。 イベントでは夏堀会長が「温かい鍋をたくさん楽しんで」とあいさつ。工藤祐直町長が祝辞を述べた。 青森県内からは地元の「南部太ねぎと菊ボールの鶏鍋」や弘前市の「がに汁」など、二戸市からは「ぶっとべ肉汁」が参加した。 当日は晴天で気温が前日よりぐっと下がった絶好の“鍋日和”。来場者はお目当ての鍋料理を求めて長蛇の列を作り、多彩な味に舌鼓を打った。 八戸市から家族とともに来場した飲食店従業員の女性(32)は、「毎年楽しみにしているイベント。今回は12杯食べた」と笑顔で話した。
デーリー東北新聞社