バロンドールを逃したレアルFWヴィニシウス、契約延長交渉拒否で3つのビッククラブとサウジが動向を注視か?
レアル・マドリードに所属するブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールが、マドリーを退団して他のクラブに移籍する可能性があるようだ。スペインメディア『as』など複数メディアが、同選手が契約延長交渉を拒否したこと、それに伴い他のビッグクラブが動向を注視していることを報じている。 24年のバロンドールは、マンチェスター・シティに所属するスペイン代表MFロドリが獲得した。同メディアは、ヴィニシウスのバロンドール落選理由について、「マドリーの選手が複数名ノミネートしたことで票が割れてしまった」ことと、「フェアプレー基準に適していなかった」ことを挙げていた。また、度重なる相手サポーターからの人種差別被害や悪質なラフプレーの放置、そして今回のバロンドール落選によって、ヴィニシウスがマドリーを去る可能性もあると指摘している。 英メディア『dailymali』は、「ヴィニシウスはマドリーで27年まで契約を結んでいるが、同選手が最近新たな契約交渉に入る機会を断ったという」と、スペインメディアが指摘するようにヴィニシウスがマドリー退団に向けて動き始めている可能性について言及した。 そして、「彼の(マドリーでの)将来に関する若干の不確実性が、PSG、マンチェスター・ユナイテッド、チェルシーを含むいくつかのクラブの興味を誘っており、一方でサウジからの関心は今夏から継続している」と、ビッグクラブや中東が同選手の動向に注目し始めたことを伝えている。 ヴィニシウスには、サウジアラビアのクラブが継続的に関心を示していることが報じられており、過去には10億ユーロ(約1600億円)という目もくらむようなオファーがあったことも伝えられていた。果たして、マドリーのエースは今後もクラブに残留するのだろうか、それとも新天地に活躍の場を見いだすのだろうか。
フットボールチャンネル編集部