待望の「シングル・ツインクラス」も開催!! カバン付きのハーレーも出走する「鉄馬withベータチタニウム」とは
様々なクラスが用意されたシングル・ツイン部門
九州の「鉄馬」はHSRサーキットで開催されるアマチュアレースです。10年前に開催されてから徐々に人気が出てきました。バイクのお祭りという感じがウケて参加人数もレースを重ねるごとに増えていったのです。 【画像】「超カッコイイ!」往年の名車から最新モデルまで「激レアなレーシングバイク」を画像で見る(37枚)
このイベントは、基本的に旧車の4気筒マシンが中心でしたが、「シングルやツインも走らせて欲しい」という声があがるようになりました。そこでシングル・ツインクラスを含めたレースが開催されることになりました。それが「鉄馬フェスティバル・ウイズ・ベータチタニウム」です。 80年代から90年代、シングルツインレースは日本だけでなく世界中で人気だったのに最近そんなレースイベントはほとんど見なくなってしまいました。でも好きな人っていまだに多いんですよ。そんなこともあってか鉄馬フェスティバル・ウイズ・ベータチタニウムはマニアたちから注目を浴びたようです。
「アイアンACS(空冷シングル)」と「アイアンWCS(水冷シングル)」クラス
シングルこそバイクの原点だという人がいます。昔はグランプリで走っていたバイクだってシングルだったし90年代にはシングルレースの世界選手権もありました。 そんなシングルを愛する人達が参加しているクラスがアイアンACS(空冷シングル)とアイアンWCS(水冷シングル)。どちらも300cc以上の空冷単気筒エンジンを搭載した鉄フレームの車両が参加できます。
ACSはグース350、GBシリーズ、SRやSRXなどが対象。90年代の雰囲気全開な感じがたまりません。2024年の大会では水冷の現行シングルと混走でしたが、グース勢が現行マシン相手に大活躍。当時のシングル好き(私、ゴトーのことです)が見たらむせび泣いてしまいそうです。
このあたりのバイクって、いじっても楽しいしメチャクチャに速くなるから、もう一度多くの人達に知っていただきたいカテゴリー。バイクによってはベースマシンだって比較的安く購入できそうです。
対して水冷シングルが対象のWCSには最新のバイクが参加してきます。DUKEシリーズとかトライアンフのSPEED400とかですね。現行でもシングルを搭載したスポーツバイクは多いので、これから人気が出てきそうなクラスです。