待望の「シングル・ツインクラス」も開催!! カバン付きのハーレーも出走する「鉄馬withベータチタニウム」とは
参加台数も多い「アイアンACT17」
参加台数が多くて盛り上がっているのがアイアンACT17。300cc以上の空冷2 気筒エンジンで鉄フレーム限定。
前後17 インチホールの車両が対象になっています。
ハーレーのスポーツスターやドゥカティ・モンスター、モトグッツィV11とかが戦う様子は迫力があります。
トップグループはこんなにすごい感じなんですが⋯⋯
アメリカで大人気のバガーレーサーみたいなハーレーFLHTCなんかも出場しています。こういうのが入り乱れる自由な雰囲気が鉄馬の良いところですね。
マーニやBMWの旧車も参戦する「アイアンACT18」
アイアンACT18は同じく空冷ツインのレースですが前後ホイールが18インチのバイクが対象。
マーニとか古いBMWとかが実に良い雰囲気です。ちなみにこのレースにBMWで参加しているリトモアルベーロの土屋選手は筑波サーキットで開催されているLOCにも時々参加していてトップ争いを繰り広げています。実はゴトーもマッハで何度もやられているんです。すいません、個人的な話でした。
このクラスにはロイヤルエンフィールドのコンチネンタル650も参加していました。こういう現行のモダンクラシックが増えてくるとレースも賑やかになってくるかもしれません。
最新の水冷ツインが参戦する「アイアンWCT」
アイアンWCTは300~900ccの水冷2 気筒エンジンで鉄フレームの車両で、こちらには最新のツインが参加。
SV650 MT07なども参加可能です。
ホンダ「GB350」とロイヤルエンフィールドの「350」のみが対象の「ネオクラシック350」
ちなみに面白いのはホンダGB350 とロイヤルエンフィールドの350ccモデル のみを対象としたネオクラシック350。 もしかしたら一番ハードルが低いレースかも。
鉄馬実行委員会でシングル・ツインクラスを推進したテーククラフトの井上さんにお話を利きました。 「シングル・ツインが走れるイベントは九州になかったので走れる場所を作っていかなければいけないと思って鉄馬フェスティバル・ウイズ・ベータチタニウムを開催することにしました。 現在のところ5月は鉄馬フェスティバル・ウイズ・ベータチタニウムでシングル・ツインクラスも含めたレース。9月の鉄馬・ウイズ・ベータチタニウムは従来通り旧車、4気筒以上のバイクによるレースになっています。」(デーククラフト 井上さん) ※ ※ ※ それにしてもこれだけバラエティーに富んだバイクが集まって、レースを楽しんでいるって羨ましい。九州以外の地方から参加している人達が少なからずいるというのもうなずけます。今後、どのように成長していくかがとても楽しみなイベントです。
後藤武