鹿島が名古2発の活躍で札幌を下して3連勝!暫定で首位と勝ち点で並ぶ。磐田は2点差を逆転して6試合ぶり勝利を飾る! | 5月25日結果まとめ | Jリーグ
【国内サッカー ニュース】25日、明治安田J1リーグ第16節、J2リーグ第17節の計8試合が行われた。 ●【動画】横浜F・マリノスがアジア王者になるために必要な”ポイント”|内田篤人のFOOTBALL TIME #183
J1は4試合が行われた。 北海道コンサドーレ札幌と鹿島アントラーズの一戦は、鹿島が中盤でボールを奪ったところからの素早い攻撃でチャンスを作っていく。迎えた40分、相手のDFライン背後に抜け出したMF名古新太郎が一度はGKに阻まれたシュートのこぼれ球を押し込んで先制すると、55分には名古がGKのクリアをカットし、無人のゴールへ流し込んで2点差とする。その後は札幌が攻勢を強めたが、途中出場のFWチャヴリッチがCKをニアでうまく合わせ、3点目を決めて勝負あり。鹿島がリーグ戦では7試合負けなしとなる3連勝を飾り、暫定で首位と勝ち点で並んでいる。 ジュビロ磐田と湘南ベルマーレの一戦は、湘南がキックオフの流れからFWルキアンがクロスを頭で合わせて早々にリードを奪うと、29分には出場停止明けのFW福田翔生が自ら獲得したPKを一度はGK川島永嗣に阻まれたが、やり直しとなった2度目のPKを成功し、2点のリードを奪う。だが、ここから磐田が反撃。前半終了間際にMF山田大記の今季初ゴールで1点を返すと、試合終盤にはFWマテウス・ペイショットとMFレオ・ゴメスのゴールで逆転に成功。2点差を覆した磐田が今季初の逆転勝ちで6試合ぶりの勝利を飾っている。 アルビレックス新潟とアビスパ福岡の一戦は、立ち上がりは新潟がチャンスを作ったが、37分にMF前寛之の鮮やかなFKが直接決まって、ファーストシュートを仕留めた福岡リードで折り返す。その後はお互いにチャンスを作りながらもゴールが生まれないまま時間が続く。その中で85分、MF紺野和也が味方に合わせたボールがそのままゴールに吸い込まれ、2点差に。後半アディショナルタイムに新潟に1点を返されたが、リードを逃げ切った福岡が3試合ぶりの勝利で連敗を止めている。 川崎フロンターレと柏レイソルの一戦は、前半にMF脇坂泰斗のゴールで川崎Fがリードしたが、後半にFW木下康介のゴールで柏が追いついてドローという結果に終わった。 J2も4試合が行われた。 首位を追走するV・ファーレン長崎がFWエジガル・ジュニオのゴールが決勝点となってジェフユナイテッド千葉に競り勝ち、首位と暫定で勝ち点1差に接近。横浜FCは、ヴァンフォーレ甲府に立ち上がりに先制を許したが、MFカプリーニのゴールですぐに追いつくと、後半にMF中野嘉大のゴールで逆転勝ちを収めている。 小林伸二新監督のもとで初白星を目指す栃木SCは、愛媛FCとスコアレスドローで初勝利はお預けに。藤枝MYFCと鹿児島ユナイテッドFCの対決もお互いに1点ずつを奪い、勝ち点1を分け合っている。 ■5月25日開催 結果 ・J1第16節: 札幌 0-3 鹿島 磐田 3-2 湘南 川崎F 1-1 柏 新潟 1-2 福岡 ・J2第17節: 愛媛 0-0 栃木 藤枝 1-1 鹿児島 長崎 1-0 千葉 甲府 1-2 横浜FC