県立高校で『生徒の模試結果や偏差値など』個人情報が漏えい 教諭が誤ってクラウドサービスにアップロード 3日後に生徒からの指摘で発覚 熊本
熊本県の県立高校で生徒の模擬試験の結果などを他の生徒がタブレット端末で閲覧できるようになっていました。 熊本県教育委員会によりますと、4月10日、県立高校の30代の男性教諭が、クラスの生徒全員が閲覧できるクラウドサービスに、生徒の個人情報を誤ってアップロードしたということです。 漏えいしたのは、クラスの生徒37人全員の模擬試験の点数や偏差値、志望校などの情報で、生徒は学校が支給したタブレット端末で見られるようになっていました。 教諭は生徒との面談の準備のため、副担任と情報を共有しようと、教諭だけが閲覧できる学校内のクラウドにアップロードしたつもりが、誤って生徒用のクラウドに載せたことが原因でした。 アップロードから3日後、クラスの生徒からの指摘で発覚しました。 この間、クラスの生徒数人が情報を閲覧しましたが、今のところ第三者への漏えいは確認されていないとしています。
熊本放送