懐かしい昭和なボードゲームが21種入り!令和に復刻した「はなやまの家庭盤」で家族のコミュニケーションをもっと密に
近年はボードゲームを楽しめるカフェが各地にありますが、実は昭和の高度成長期にもボードゲームが流行っており、テレビゲームの全盛期を迎える前までは、家族の団欒に欠かせないアイテムのひとつでした。 【すべての写真を見る】 中でも老舗玩具メーカーのハナヤマから発売されていた「はなやまの家庭盤」は、ひとつあれば複数のゲームが楽しめるとあって人気に。そんな昭和を代表すボードゲームセットが平成を飛び越して令和に「家庭盤ゲーム大全」(3850円)として大復活! 早速、チェックしてみましょう。
20個のゲームと1個のパズルがぎっしり詰まっています
収録されているゲームはどれもなんだか懐かしいものばかり。 「ルードゲーム」は相手のコマと同じマス目に止まれば、相手を振り出しに戻せるという、単純なルールながら盛り上がるゲームです。「コピットゲーム」も同様に相手のコマ(帽子)と同じマス目に止まれば、相手の上にコマを被せて自分のものにできるというルールで、これも盛り上がります。「バンカース」は、ボードを周回しながら収益を競うゲーム。 今回の復刻版はゲーム盤のデザインやイラスト、フォント、お札などの小道具も当時のものを忠実に再現しているので、新品なのになぜか懐かしさを感じる仕上がりになっています。この他にも「探偵ゲーム」「ミステリゲーム」のような謎解き感のあるゲームや、当時の流行でもある宇宙をテーマにした「惑星旅行ゲーム」「惑星対戦ゲーム」「宇宙侵略ゲーム」、自動車がテーマの「タクシーゲーム」「カーチェイスゲーム」、言葉のチョイスが当時のセンスで溢れている「マイホームゲーム」「世界ラウンドゲーム」「花のビジネスゲーム」「曲技団ゲーム」「チュー太くんゲーム」というタイトルも収録。 特に、唯一のパズルである「ラッキーパズル」は昭和30~40年代ならではのデザイン・配色で、懐かしい半面、今となってはかえって新鮮かもしれません。おはじき風に遊ぶ「フィンガーバレーボール」も昭和ならではのゆるい感じがたまりません。 プレイ人数は1人用から最大6人まで対応可能なゲームもあり、1回のプレイ時間の目安は15分以上です。これからの猛暑、涼しい部屋で昭和レトロなボードゲームで、家族や友人との時間を過ごしてみるのも良いかもしれませんよ。
<文/&GP>