この10年で残業時間はどうなった? 「企業ランキング」1位は78時間も減った
残業時間を減らした企業ランキング
残業時間を減らした企業ランキングの4位は「博報堂プロダクツ」(-46.76時間/月)。5位以降は「大樹生命保険」(-43.41時間)、「PwCコンサルティング」(-43.32時間)、「サイバーエージェント」(-39.65時間)、「博報堂」(-37.14時間)、「アクセンチュア」(-36.54時間)、「日鉄ソリューションズ」(-36.46時間)が続いた。 上位30社を見ると、コンサル(6社)に次いで「SIer、ソフト開発、システム運用」(4社)がランクイン。日鉄ソリューションズで働く人からは「プロジェクトや担当システムごとに忙しさが全く異なる。忙しくない時期であれば休みは取りやすい。一方で、システムのサービスインなどが重なると残業や休日出勤しないと間に合わない」(プロジェクトマネージャー、男性)といったコメントがあった。 金融関連からは「生命保険、損害保険」(大樹生命保険、AIG損害保険)と「証券会社、投資ファンド、投資関連」(みずほ証券、SMBC日興証券)合わせて4社がランクインした。 保険会社(2社)で働く人からは「特に営業職は顧客の予定に左右される一方、自分でスケジュールを決めて活動できる」点を評価する声があった。証券会社(2社)のクチコミからも、「近年は働き方改革の進展などでワークライフバランスが改善している」(オープンワーク)ことがうかがえた。
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