向井康二の現場での振る舞いに、中島健人が感動「いい俳優だな」<リビングの松永さん>
中島健人(Sexy Zone)主演ドラマ「リビングの松永さん」(毎週火曜夜11:00-11:30、カンテレ・フジテレビ系)の第10話が3月12日(火)に放送される。放送に先駆けて、中島、高橋ひかる、向井康二(Snow Man)、黒川智花からコメントが到着した。 【写真】Wデートでカワウソの帽子をかぶる松永(中島健人)に一同笑顔 ■シェアハウスを舞台にしたラブコメ 本作は人気コミックを原作に、さまざまな世代の男女が共に暮らすシェアハウスが舞台。中島が演じるグラフィックデザイナー・松永純が、高橋が演じる女子高校生・園田美己とひょんなことから同じシェアハウスで共同生活をすることに。 恋に不器用な堅物のアラサー男と、ピュアで一生懸命で恋愛偏差値3の女子高校生が、時に衝突し、時に助け合うことで互いを認め合い成長していく、ドキドキ年の差ラブコメディー。 シェアハウスで暮らすメンバーとして、松永と男の友情で結ばれているバーテンダー・鈴木健太郎を向井が、医大に通う大学生で松永の恋のライバル・北条凌を藤原大祐、結婚してシェアハウスを卒業した不思議オタク系女子・服部あかねを大久保桜子、ヒロインの美己にとって憧れのお姉さん的存在のネイリスト・大貫朝子を黒川が演じている。 ■水族館ロケで中島は感動 第10話では、水族館でWデート。美己への気持ちを自覚した松永を、健太郎と朝子がアシスト。そのとき凌は…という、まさにラブコメな展開に。 中島は第10話での肝のシーンとなる水族館でのロケについて「ドラマのタイトルが『リビングの松永さん』だから、基本の撮影はシェアハウス内で、どこにも行けないのかなって最初は思ってたんだけど(笑)、水族館に皆でロケに出られたのがうれしくて。でも、何と言っても、水族館ロケで一番感動したのが、向井康二の振る舞い。黒川智花ちゃんと大事なシーンが控えてたんだけど、康二が智花ちゃんに対して、一日中、本当にジェントルな空気感を出していたのに感動した。芝居もめちゃくちゃ良かった。アイツ…いい俳優だなって、かっこいいなって、康二のことを素直に認められたことが自分自身もうれしくて。正直、俺もやっぱりプライドあるから、あんまり認めないんだけど(笑)、人間的にかっこいいって水族館で感じたんだよね」としみじみ。 ■向井はラブストーリー初挑戦 今回のドラマが初めてのラブストーリーへの挑戦となった向井は「前からラブストーリーに出たいと思っていたので初めてを楽しめています。この現場で経験できて、少しはレベルアップできてたらいいなと思います。その時、その時に健太郎が思ったことをやってる感じです。アドリブも結構使ってくださっていてうれしいです。もちろん健太郎として考えてやってはいるけど、俺が演じているから、俺のスパイスも入る(笑)。でも、そのまんまの俺ではないから、探り探りの部分はありますよ。きっと原作での健太郎はボケのキャラクターだと思うんだけど、ドラマではツッコミになってるんだよね(笑)。これば俺のスパイス(笑)。でも、徐々に回を重ねるごとに、“健ちゃん”っぽく、しっくり来ている気はしますけどね。髪型もロン毛にしているけど、いつもの髪型の方が違和感あるって周りからも言われるし、俺も、それ分かるし(笑)。健ちゃんが馴染んでいる証拠ということでうれしいです」と、ハニカミ笑顔。 また、役作りについては「いつもと違って髪が長い役なので、表情管理には特に気を付けていて。自然な感じで目に力を入れるとかは意識してやっていますね」と明かす。さらに、健太郎はシェアハウスの中で、空気を読んでメンバーの背中を押す役割の多い役どころだが、「リビングの一番の古株やからね。きっと、いろんな人間模様を見てきて、いろんなことをやってきたんだと思う。でも、自分のことに対しては不器用なんだよね。そんな健太郎が、やっと動いた、動けたっていうのが今夜の10話。水族館では、朝子さんを演じる黒川さんとも、より良いシーンになるように話し合って。ラブストーリーは、僕も初めての挑戦で免疫がないのよ。だからファンの皆さんも免疫がないのよね。『見るのが恥ずかしい』『康二くん、ちょっと!』ってなるかもしれないけど、これは俺の大事な仕事やから、“健ちゃん”としてドラマを楽しんでいただけたらうれしいです。俺も大人になってるってことで、成長を見守ってほしいなと思います」とコメント。 ■撮影現場では中島と向井が良い雰囲気を作る 一方で黒川は、朝子を演じる上で大切にしたことについて、「シェアハウスのお姉さんとして、和やかで親しみやすくいたいなと考えていました。ミーコの頼れるお姉さんであり、松永さんにもアドバイスできるしっかり者でもあり、朝子さんがいると物事がスムーズに進むような雰囲気を作れるように心掛けました」とニッコリ。向井については「向井さんは細かいところまで妥協せず、たくさんのアイデアを持って撮影に臨まれていた印象があります。役を離れた時も常に周りへの優しい気遣いをされていて、中島さんと二人でとても良い雰囲気を作ってくれていました」とコメントし、「現場への差し入れをご自身で買いに行かれたそうで、忙しいのに本当に優しい方なんだなあと感激しました。また、どんなに朝早くてもゆとりを持って朝食を召し上がるとお話していて、日々の暮らしにも丁寧に向き合っていて、そういった姿勢がお人柄にも表れているのだと感じました」と撮影現場でのエピソードも披露。 ■シェアハウス内の恋愛がこじれてくる第10話 10話の見どころについて、向井は「やっぱりWデート。Wの旨味がある。純くんと美己ちゃんの恋は、なんかちょっとかわいらしいんですよ。こっちはこっちで深いところにいて、シェアハウス内の恋愛がこじれてくる大事な絶対に見逃してはいけない10話になってると思いますので、ぜひ応援をよろしくお願いします」とコメント。 黒川は「健太郎と朝子の関係性を作り上げていくために、向井さんとはお互いのイメージを伝え合いました。私から向井さんにイメージを伝えると、なるほど!やってみよう!と私の提案にすぐに反応して表情だったり仕草を試してくださいましたし、逆にこのアプローチはどう?黒川さんはやりづらくないですか?と向井さんからも常に歩み寄ってくれたので、素敵なやりとりになっていればいいなと思います。監督やプロデューサーともディスカッションを重ねたので、お芝居に真摯に向き合う向井さんが演じたこれまで以上に魅力的な健太郎に、10話以降注目してもらえればと思います」とメッセージを寄せた。 ヒロインの美己を演じる高橋も水族館のシーンについて「松永さんがカワウソの帽子を被っているのがかわいいです。実は、帽子が関係するシーンで本番でアドリブがあって。ちょっとトレンディードラマみたいなシーンになっていて私は好きです(笑)。そして、健太郎さんと朝子さんのシーンは本当にロマンチックです! ときめいちゃいます。きっと、視聴者の皆さんも息をのんでしまうような素敵なシーンになっていると思います。さらに、二人が美己の背中を押してくれるシーンもあって、そこも大好きです」とコメント。 ■中島は20代最後のドラマに さらに、3月12日(火)は中島の30歳の誕生日の前日。中島から「バースデーイブにドラマ放送されます。明日、30歳になります。バースデーイブにはリビングにいるあなたと…」とメッセージが届き、「20代の僕を見ていただける最後のラブストーリーです。ドラマの視聴者の皆さんと共に、大人になれたら…という感覚でドラマの撮影に臨んでいたので、バースデーイブに最高のドラマが放送されてありがたいです。30代は、松永のように強い人間になっていきたいなと思います」と30代に向けての決意も語った。 ※高橋ひかるの「高」はハシゴダカが正式表記