「最善の策かどうかは...」ヤンキースはソトを失うのが健全? 元ロ軍GMが主張「この選手がいなければ勝つチャンスが無いなどと言うのは愚か」
ニューヨークの地元メディア『New York post』は現地12月5日、「元MLBのGMが、ヤンキースがフリーエージェントでフアン・ソトを失うのが“より健全”であると考える理由」と題した記事を掲載した。 【画像】大谷翔平&真美子夫妻の“仲睦まじいツーショット”写真を厳選してお届け! 愛犬デコピンも登場 今季ニューヨーク・ヤンキースに加入したソトは、157試合に出場し、166安打、41本塁打、109打点で打率.288を記録。チームのア・リーグ優勝と15年ぶりのワールドシリーズ出場に貢献した。 今オフにFAとなったドミニカ共和国出身のスラッガーには、再契約を目指すヤンキースのほかにニューヨーク・メッツや、ボストン・レッドソックスなどが獲得へ名乗りを上げている。 そういった状況のなかで『New York post』は、過去にコロラド・ロッキーズでゼネラルマネージャーを務めていたダン・オダウド氏のコメントを紹介。同氏は5球団による競合のため、10年で6億ドル(約900億円)と契約金が高騰している現状において「ヤンキースにとって、この道を進むのが最善の策かどうかは分からない」とし、次のように見解を示している。 「試合に勝つ方法はひとつではないと思うし、この選手がいなければ勝つチャンスが無いなどと言うのは愚かなことだ。 ヤンキースには3選手に合計1億800万ドル(約162億円)の年俸を約束している。もしソトと“6”の数字で契約すれば、4人の選手に(年間)1億6800万ドル(約252億円)が支払うことになる。単純に計算が合わない」 その上で自身の経験をもとに「私がヤンキースにいたら、彼の復帰を望むと思うが、他のチームほど絶望的な状況ではないので失うことを選択するだろう」と語っている。 構成●THE DIGEST編集部
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