【LEXUS 2025】秋冬シーズンに登場するレクサス一部改良モデルを占う
SUVからセダンまでアップデートで次元上昇中!?
いうまでもなくレクサスは世界的アッパープレミアムなブランドです。その歴史を振り返っても北米マーケットが販売の主戦場。ラインナップするモデル数もやはり北米が最多です。というワケで、夏を境に各車アップデートされた新年度版が市場投入されるのはある種の商習慣。今回はその北米仕様と日本仕様を照合し、一部改良の中身を探ってみようと思います。 この記事の他の画像を見る
北米で発表または発売に至る2025年モデルは、SUVのNXとRX、そしてミドルセダンのESという3モデルであります。現状、日本市場とリンクしているのはNXくらいでRXとESは〝一部改良”のアナウンス待ち。いまレクサスディーラーへ駆け込んでもモデルによって「もうすぐ新しいのが出ますよ」とセールスさん。こう返答された方も少なからずいらっしゃるはず。
公式HPにある「工場出荷目途」を見ると、LS/IS/LC/RXが「詳しくは販売店にお問い合わせください」のアナウンス。ただし、同じお問い合わせください状態でも新型GXなどは販社に割当てられる「生産枠」を意味しますので、こちらはウェイティングリストに名を連ねますか? と尋ねられていると理解すべき。
継続生産モデルは基本的に納期が示されます。例えばRC350hをいま発注するとおおよそ「2.5ヶ月~3.0ヶ月」待ち表記……となると、タイミング的に一部改良のアナウンスは秋口ではなく、もう少し先になると想定されます。将来的にLCとRCが統合されるとのウワサもありますが、この秋にLCをアップデートするならこのハナシは2026年以降になるかもしれません。
それでは最初に北米で発表されたESを見てみましょう。日本仕様のESには2.5Lハイブリッドの300hしかありませんので、北米仕様のエンジン車を除くハイブリッドで比較。日本はスタンダードとバージョンL、Fスポーツ、特別仕様車の4グレード構成ですが、北米にはFスポーツだけ例に挙げても2種類あります。北米にあって日本にないグレードが「Fスポーツ・デザイン」で内外装カッコだけFスポーツなモデルが存在します。