大阪 午前中で今年初の猛暑日「熱中症」注意呼びかけ
熱中症に注意
大阪市内午前中で猛暑日観測 気象台「熱中症」注意呼びかけ JR京橋駅付近 THEPAGE大阪
朝から高気圧に覆われ各地で青空が広がる晴天に恵まれた5日の近畿地方。同時に気温も上昇しており、大阪管区気象台によると、大阪市内では同日正午までに最高気温35.4度の猛暑日を観測した。同気象台などは「高温が予想され、熱中症の危険が特に高くなる見込み。暑さを避け水分をこまめに補給するなど、十分な対策を取ってください」と注意を呼びかけている。
午前のうちに枚方市で35.6度、豊中市で35.2度
大阪府内の同日正午までの最高気温は、枚方市で35.6度、豊中市で35.2度、堺市で34.4度、能勢町で31.7度を観測している。 同日正午すぎ、大阪市都島区のJR京橋駅付近では、日傘や帽子で暑さをしのぐ人の姿が多く見られ、中には白いタオルを頭にまいて自転車をこぐ人の姿もみられた。近くの百貨店へ買い物に行くという同区内の70代主婦は「洗濯物はよく乾くけど、暑いのはかなわんので買い物がてら涼みます」などと、ひかげで信号待ちをしながら話していた。 同気象台によると、あす6日も高気圧に覆われて概ね晴れる見込みだが、北部や中部では昼前から湿った空気や日射の影響で雨や雷雨となるところがある見込みだという。