日本女子vs韓国女子 試合前日の佐々木則夫監督代行会見要旨
日本女子代表(なでしこジャパン)は26日、MIZUHO BLUE DREAM MATCH 2024で韓国女子代表と対戦する。佐々木則夫監督代行が25日、国立競技場で前日会見を行った。 【写真】「昇天した」「救急車で運ばれちゃう」伊東純也のモデル顔負けショットに大反響…久保建英らも脱帽 以下、試合前日の会見要旨 ●佐々木則夫監督代行 「あす韓国との親善試合を戦う。練習する期間は短かったが、ミーティングと練習を繰り返して、さらにやったことを映像を含めてミーティングし、 緻密に準備してきた。勝利することはもちろんだが、今後のなでしこジャパンの指標になるゲームをやるんだということを伝えてきた。そこに対して選手が集中して取り組んでくれた。今日はいい準備をして、サポーターの皆さんに見せたい。これからのなでしこジャパンのスタート、船出になる。国立でいいゲームができるように選手たちには頑張ってもらいたい」 ──内田篤人コーチと狩野倫久コーチの役割分担を具体的に。 「2人のコーチの役割は、内田コーチは守備的な要素を中心にやってもらった。それとセットプレーのマル秘攻撃を担当してもらった。本当にファンクショナルなクリア練習だったり、細かいディフェンスの状況を選手にレクチャーしてくれた。攻撃については、狩野コーチを中心としてアプローチし、準備をしている。それと、全体的な統括的な要素の部分も 含めたものにもトライしてもらった」 ──ゲームキャプテンは決まっているか。 「キャプテンは、 ここに来るバスの中で誰にしようかなと考えていた。僕の腹は決まったが、まだ交渉していない。今夜しっかりと交渉と調整をしたいなと思っている。 誰になるでしょうか。お楽しみください」 ──なでしこジャパンのキャプテンにふさわしい要素、重視する点は。 「あまり言うと、この人はないなって見破られる可能性があるが。もちろん期待を込めた部分。ヒントは。はい。誰だと思いますか。当たったらキリンビールを」 ──初選出を含めて二十歳前後の若い選手が多数いるが、起用の仕方はどう考えているか。 「せっかくのこういった国立での素晴らしい場なので、交代枠が6人というように決定したので、5人はしっかりと交代しつつ、1枚については、なかなか何かアクシデントがある場合があるので、6枚目は切りづらいところもあるが、しっかりとそういった場で経験を積ませたいというところもあるので、 しっかりと交代枠は活用しながら勝利していきたいなと思っている」 ──システムは4バックか 「我々のシステムはフォーバックがベースかなというところもあるし、状況に応じてはスリーバックも考えているけれど、本当にそういう意味では、相手の状況を踏まえた中で、また変更があるかもしれないが、そういった意味でも彼女たちは順応性が高いので、あまり気にはしてない」 ──久しぶりの現場復帰だが意気込みを。 「本当にいいコーチたちが、いろいろとやってくれているので、本当にいい準備ができたし、僕は明日のゲームを指揮するうえでは楽しみにしているし、3勝3敗2分なので、終盤のスコアの状況によっては、かなりエキサイトすると思う。エキサイトしない楽な試合が展開できればいいが、最後の最後に、どっち勝負のスコアになれば、もうどんどん勝負に。ノーディフェンス。すべて攻撃くらいにやっていきたいと思う。明日になればなんか(血が)騒ぐね。せっかくのこういう機会だから、もう2度とないからね。多分。頑張ります」 ──若手の感触は 「結構平均年齢が若くて、食事をしていても、若い選手たちが非常にうるさい(笑)。非常に元気というところもあって、非常にいい調和のを取り合いながら、オンもオフも過ごして頑張ってくれているし、そういった意味では期待をしているところ。いずれにしても若い、これからの選手たち、これからなでしこジャパンを背負ってくれるであろう候補選手もいるので、ぜひ皆さんに注目してもらって、スタートからなのか、途中からなのか、いずれにしてもそういった選手をどんどん起用していきたいと思っているので、期待してほしい」