【ボートレース若松】3連単29万円!120番人気に大串重幸もびっくり
ボートレース若松の「ミッドナイトボートレース第30回北九州市長杯」が1日に開幕した。12R「ドリーム戦」をイン速攻で制した高倉和士は前半7Rも2コース差しで勝利し、初日ただ1人の連勝発進。「自分の中では中の下くらい」という感触だが、全然そんなことはなく、7Rで敗れた小林文彦が「伸びは自分の方がいいけど、回ってからは高倉の方が良かった」と証言。出足系はそこそこの仕上がりとみていいだろう。 今泉友吾はドリーム戦も含めて2着2本。エンジンは前回の渡辺浩司が優出し、優勝戦だけ伸び仕様にしていたので、それを自分のスタイルに変えている最中。渡辺の時のようなインパクトはなくなったが、徐々に出足系のいい足に仕上がりそうな雰囲気はある。 1、2着と好走した大串重幸は上位機のパワーを引き出している。6コースから勝利した前半2Rは2、3着にも人気薄の選手が絡んだことで、3連単は120番人気の29万円台!「120番人気を出したのは初めてかも」と大串自身も驚いていた。 【若松2R 結果】大串重幸が29万2830円を演出 なお、藤山翔大のエンジンを引いて伸びが抜群だった津田陸翔は、ピット離れで遅れて大外になり不発。「遅れそうな気はしていました。ペラは自分の形に叩くかも…」とトーンダウン。強烈な伸びはどう考えても藤山ペラの恩恵なので、叩き変えてしまった場合は平凡な足になってしまうかもしれない。その辺は展示タイムで判断したい。
マクール