離婚→うつ病で家が“ごみ屋敷”と化した医師の部屋をぴかぴかに! 再スタートを応援する“クリーニング”に「この世界を良くしてる」と称賛【海外】
うつ病で部屋を片付けられなくなった医師の家を“掃除の女王”がきれいにする動画がYouTubeに投稿されました。文字通り“ごみ屋敷”だった部屋がごっそり片付けられ、見違えるよう! 【画像】ぴかぴかの清掃後
片付けられなくなって床の見えなくなった部屋
この動画が投稿されたのはYouTubeチャンネル「Aurikatariina」。“掃除の女王”Aurikatariinaさんは、何と無料で“汚部屋”を片付けてくれるというサービスをしており、その様子を動画で発信しています。 今回の依頼者はある男性医師。彼は医学部で出会った女性と結婚し幸せに暮らしていましたが、離婚をきっかけにうつを発症し、部屋を片付けられなくなってしまいました。 台所は、コンロも電子レンジもシンクも真っ黒。いたるところに食べかすやパンくずのようなものがまき散らされ、床にもありとあらゆるごみがそのまま散らかっています。また、寝室も服やいろいろな物が床に捨て置かれて、何とかベッドの上だけスペースが残っています。これでは、とてもゆっくり眠れそうにもありません。 さらにリビングはというと、スーツケースや紙袋や布や書類で足の踏み場がありません。床だけではなくテーブルやソファーのうえにも物が積み重なり、どちらもこれ以上は何も置けないといった状態です。
“掃除の女王”腕の見せどころ! どんどんきれいに
しかしさすが“掃除の女王”は動揺することもなく、むしろ楽しそうな様子で掃除をスタート。隅々まで丁寧に磨きあげ、ごみをまとめて床や家具が見える状態にします。ごみを掃いたあとの床は、洗剤で磨くと真っ黒な液体が。部屋の汚れやごみの量が、医師がどれだけつらい状況にあったのかを表しているようです。 こうして、すっかりきれいになった医師の部屋。台所はシンクもぴかぴかに磨かれて、棚の上には植物が飾られました。寝室は床が見えるようになり、1日の終わりにゆっくり眠れそうです。リビングも、ごみがごっそりとなくなり、ソファでくつろいだり食卓でお茶を飲んだりできるようになりました。 今回の依頼人である医師は離婚後にこの家を買ったものの、絶望のなか誰とも会わず、他の医師に診察してもらい大量の薬を処方されたそうです。結婚生活でも元妻ともども浪費癖があり、離婚後は仕事も休んで一文無しとなったため、自分に助けが必要なことに気づいたものの、無料で掃除をしてくれる彼女にしか依頼できなかったといいます。